人材・育成
皆さん、クルマの維持費どのくらいかかっていますか?
私の周りには、乗りたかったSUVを買い、維持ができずに売り払った友人…
流行りのクルマをリースして、月4~5万の出費に後悔している友人…
と様々ですが(笑)
誰だってクルマの維持費は安く抑えたいものですよね。
このシリーズでは、クルマの維持費を安く抑える方法をご紹介していきます。
”金食い虫”と言われているクルマは、一体どれくらいの維持費かかるのでしょうか?
① 税金(自動車税・重量税)
自動車税
自動車税は、毎年4月1日時点で、クルマを所有している人に課せられる税金です。クルマの用途や総排気量によって金額が異なります。
毎年、4月末から5月にかけて納付書が届きます。
軽自動車を所有している人は、自動車税ではなく軽自動車税です
重量税
重量税は、クルマの重さに応じて課せられる税金です。重量税は主に、道路の整備に使用されます。クルマが重ければ重いほど、道路が劣化すると考えられ金額が高いです。
新車購入時と、車検時に次の車検までの分をまとめて支払います。
② 自動車保険
自動車保険には、必ず加入しなければいけない自賠責保険と、ほとんどの人が加入している自動車任意保険の2種類があります。
自動車任意保険は、維持費の中でも特に負担が大きいのではないでしょうか。
③ 走行費
走行費には、クルマを走行するのに必要になってくるガソリン代、高速代、クルマを置いておく駐車場代が含まれます。現在はガソリンの価格が高騰し、とても痛手ですね…
④ メンテナンス費
クルマを走行できる状態を保つためには、メンテナンスが必要です。
乗用車は2年に1度、車検を受ける義務があるため、必ずかかる費用になります。車検は維持費の中でも、④メンテナンス費のほかに①税金と②自動車保険も含めて支払う必要があるため、一度にまとまった額が必要です。
今回は維持費の中でも、負担が大きく、固定費だと節約をあきらめてしまいがちな、「自動車保険を安く抑える方法」を探っていきたいと思います。
ただ自動車保険は、万が一の時に相手や自分・モノを守るために加入するものです。
安さを追求しすぎて満足のいく補償を受けることができなくては意味がありません。
それぞれユーザーに最適な補償の中で、安く抑える工夫をご紹介していきます。
そして今回は少し長くなるため、前編と後編に分け、前編は自動車保険の基礎、後編に安く抑える工夫をご紹介します。
先ほどもお伝えしたように自動車保険には、自賠責保険と任意保険の2種類あります。それぞれの概要について見ていきましょう。
自賠責保険
自賠責保険は原則すべてのクルマに加入が義務付けられているため、”強制保険”とも呼ばれています。自賠責保険の中には、損害保険会社が販売する自賠責保険と、協同組合が販売する自賠責共済があります。
どちらも補償内容は基本的に同じです。
自賠責保険と任意保険の補償範囲比較
出典:チューリッヒ「自賠責保険とは。簡単に説明」より作成
もともと自賠責保険は、交通事故での被害者を救済するために作られている制度のため、対人補償の被害者に適用されます。(図の右下)
補償範囲は限定的で、そのほかの範囲を補うため自動車任意保険の加入を推奨されています。こちらは後ほど説明します!
自賠責保険を支払う頻度
自賠責保険は新車購入時と車検時に支払う必要があります。
そのため新車で購入した自家用の乗用車を10年間所有すると、新車購入時に1回、4回車検を受けることになるため、4回の、計5回の自賠責保険の支払が発生するということです。
自賠責保険の料金
費用はどこの損害保険会社・協同組合で契約しても一律です。
そのため節約は難しいです。
自動車任意保険
自動車任意保険は、自賠責保険とは異なり、加入の義務はありません。
ですが多くの人が加入しています。
そして、任意保険も、自賠責と同様に損害保険会社が取り扱う自動車保険と生活協同組合が取り扱う自動車共済の2種類あります。
下のグラフは全国の自動車任意保険の加入率を示したものです。
自動車保険・共済に加入している人の割合は、全体の約9割です。
参考:損害保険料率算出機構「自動車保険の概況 2021年度版」より作成
かなりの割合の方が任意保険に加入していることが分かります。
自動車任意保険の補償範囲
自動車任意保険は、商品によって補償範囲が異なります。
ですが基本的には、自賠責保険の限られた補償範囲を補うように利用されていることが多いです。
自賠責保険と任意保険の補償範囲比較
出典:チューリッヒ「自賠責保険とは。簡単に説明」より作成
自動車任意保険の支払う頻度
商品・会社によりますが、支払は一括払いと月払いの選択ができます。
自動車任意保険の料金
費用も、商品や人によってばらつきがあります。
特に、等級、車種、使用頻度と走行距離によって価格が大きく変動します。
等級
費用に大きく関わってくるのが、等級です。
等級とは、1~20等級にランク分けされ、ランクに応じて割引が適用されるというものです。
簡単に言えば、無事故が続けば保険料が安く、事故をすると保険料が高くなるということです。
一年間、無事故で保険の補償を使用しなければ、安全な運転をするユーザーとみなされ、1等級ずつ上がります。
一方、事故を起こし、かつ相手がいる場合は、基本的に3等級下がります。
参考:Selectra「自動車保険の『等級』とは?」より作成
車種
等級に続いて、費用に関わってくるのが車種です。
例えば、スポーツカーは実際の事故件数が多く、保険が利用されることが多いとみなされるため、費用が高くなります。
またランドクルーザーなどの人気のクルマで、盗難が比較的多いクルマも費用が高くなってしまいます。
クルマのタイプによる自動車保険の費用
使用頻度と走行距離
最後は、使用頻度と走行距離です。
これは単純にクルマに乗っている時間・距離が、長い・多い人ほど、事故のリスクが高くなります。
そのためクルマの使用頻度が多い人は、費用が高く、使用頻度が少ない人は費用が安くなる仕組みです。
前編では自動車保険の基礎部分を説明しました。
ぜひ後編の自動車保険を安く抑える方法もご覧ください。
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編集部員 田中伸明
自動車整備士として社会人をスタートし、テクニカルライター、整備士教育コンテンツ/研修の企画・制作、店舗改善業務などに携わりました。もっと整備現場の近くで働きたい!という思いからナルネットコミュニケーションズへ参画。「<人とモノの移動を支える人>を支える人になる。」を目標に日々活動中。 …
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