人材・育成
前回、エーミングのためのサポートツールを調べて、比較してみました。
前回記事(モビノワ_テキストコンテンツ_2)リンク
前回の記事でも記載しましたが、エーミングを自社で効率的に実施する場合、「知識/技術」、「ツール」、「場所」の3つの要素についての検討が必要だと考えます。
その内、「ツール」と「知識/技術」のポイントについては、Vol.2でお届けしたエーミングターゲット設置ツールでサポート可能な範囲だと考えています。
一方、「場所」については「足りないから購入する」といった対応が非常に困難です。
そこで今回は、エーミングに必要な「場所」のサポートが可能な「エーミングサポートネットワーク」に焦点を当てました。
エーミングを「自社対応」する観点で、代表的なエーミングサポートネットワークについて調べてみました。
JATTOやBSサミットのように多くの企業/整備工場が集まる団体は、情報が集まりやすく、他工場との連携がとりやすい点にメリットがあるように感じます。
デンソーや日立Astemoのようなサプライヤーによるサポートは、特定メーカーに強い一方で対応メーカーが限られてしまいます。
自社の必要なリソースに合わせた利用、使い分けが必要そうです。
エーミングサポートのネットワークをどのように活用していくか?を考えたとき、大きく2つに分けられると思います。
ひとつは、ネットワークに加盟することで、最新情報の取得や周辺工場からエーミング作業を受注する活用方法。
もうひとつは、ネットワーク加盟工場を外注先として利用し、エーミング作業を依頼したり、エーミング作業場をレンタルする活用方法。
ただし、スキャンツールだけをみても、1つで全メーカー/全車種をカバーできるツールは存在していません。
そのため、自社だけで全メーカー/全車種のエーミングに対応しようとすると、「一体、いくつのスキャンツールを買えばいいんだ!」と叫びたくなるくらい、実現が難しいように思います。
そう考えると、ネットワークを利用するか?加盟するか?の二択ではなく、前ページのようなネットワークの特性に応じて、加盟するネットワークと利用するネットワークを使い分けていく必要がありそうです。
加盟しているネットワークから有効な情報を入手しつつ、不足している部分は他工場へ依頼して補足するなど、周辺工場との連携・協業がますます重要になっていくように思います。
工場によってさまざまな環境、設備があるため、お役に立つかは分かりませんが、下記のような条件の仮説を立て、自社でスキャンツールを用いた診断とエーミングを実施した場合の年間売上をシミュレーションしてみました。
ディーラーは全数自社で実施すると想定し、算出条件から除いています。
※(エーミング外注工場数×車両数×エーミング実施率)+[(エーミング自社対応工場数×自社ツール非対応の車両数)×エーミング実施率)]=(24,500工場×201台×30%)+[(45,500工場×201台×30%)×30%]=2,300,445台
※(外注でエーミングが実施される年間台数)×60%=2,300,445台×60%=1,380,267台
※(ディーラー以外でエーミングが実施される年間台数)÷(エーミング自社対応工場数)=1,380,267台÷45,500工場=30台
※(スキャンツール診断を実施する車両数)×(スキャンツール診断料)+(エーミング作業が必要な車両数)×(エーミング料)=(30台×3,000円)+(30台×10,000円)=390,000円
※(スキャンツール診断を実施する車両数)×(スキャンツール診断料)=(201台×70%)×3,000円≒423,000円
※(エーミング作業が必要な車両数)×(エーミング料)=[(201台×70%)×30%]×10,000円≒420,000円
※(B-1)スキャンツール診断料+(B-2)エーミング料=423,000円+420,000円=843,000円
上記、他工場からの受注による売上(A)と、自社管理ユーザーによる売上(B)の合計が年間売上にあたります。
計算すると…1,233,000円となりました。
どうでしょうか?思ったより多い?それとも少ないでしょうか?
これは、上記「算出条件」をもとにした金額です。参考になりましたでしょうか…?
自社で計算してみるとどれくらいになりそうか?もし可能なら、コメント欄に計算結果を記入いただけると嬉しいです!
他の皆さんのご参考にもなるのかなと思います。よろしくお願いいたします!
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編集部員 田中伸明
自動車整備士として社会人をスタートし、テクニカルライター、整備士教育コンテンツ/研修の企画・制作、店舗改善業務などに携わりました。もっと整備現場の近くで働きたい!という思いからナルネットコミュニケーションズへ参画。「<人とモノの移動を支える人>を支える人になる。」を目標に日々活動中。 …
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